News & Column
やらないことにリスクがある、という話

【1】動けない気持ちわかります。

「あのとき動いていれば…」
そう思った経験、誰にでもあると思います。

なんでもすぐに行動できる人が、正直うらやましい。
でも振り返ると、私自身も、なかなか動けなかった経験がたくさんあります。

たとえば:

上司からの指示で、納得できない業務

相性が悪い人との共同作業

ゴールが見えず、どこから始めていいか分からない仕事

頭では「やったほうがいい」と分かっているのに、手が止まる。
そうして「様子見」が、1日、1週間、1か月…と積み重なっていく。

取りかかれない自分にモヤモヤし、
だんだんとストレスだけが溜まっていく。
そんな悪循環に、心当たりのある方も多いのではないでしょうか。

【2】“動かない”にも、リスクがある
たとえば、筋道が見えない仕事。
放置していても進むことはなく、逆にどんどん悪化していきます。

納期のある業務なら、遅れが出て周囲に迷惑がかかるかもしれません。
小さな「後回し」が、あとで大きな代償になって返ってくる。
そんなこと、きっと誰もが一度は経験しているはずです。

【3】「やらない」=「何も起きない」ではない
特にいま、AIや技術の進化はものすごいスピードです。
日々の生活では何も変わっていないようでも、社会全体は大きく動いています。

「今のままでも大丈夫」と思っていても
市場価値、選択肢、キャリアの可能性は、
静かに・確実に、動き続けています。

自分だけが変わっていないように感じる。
でも、気づいたときには「選べる未来」が減っている。
そんな感覚、ありませんか?

【4】行動=いきなり転職しろ、ではない
「じゃあすぐ転職しなきゃいけないの?」
そんなことは、まったくありません。

でも、リスクを減らすために“準備だけでもしておく”ことは、実はとても大事です。

たとえば:

信頼できるエージェントを見つけておく

転職サイトに登録して、情報に触れておく

職務経歴書をアップデートしておく

これらは、「今すぐ転職する人」だけの準備ではありません。
未来を選び直す“余力”をつくる準備です。

【5】まずは「自分を整理する」から始めよう
いちばんおすすめなのは、
自分の気持ちや状況を、言葉にしてみること。
言葉にしてみることはこちら

なんとなく今の仕事が合っていない

でも何が不満なのか、言葉にできない

転職してどうしたいのか、自分でもまだ分からない

そんな時こそ、自分の“違和感”を紙に書いてみたり、
誰かと会話を通して「輪郭を見つける」作業が、すごく意味を持ちます。

【6】まとめ|“動けない時間”を、責めなくていい
「なんとなく変えたい」
「でも、変えられない」

その時間が、あまりにも長くなりすぎないように。
ちょっとだけ、考えを外に出してみませんか?

行動できることよりも、
“行動できる自分”でいられる土台を整えること。

それが、後悔のない選択のための第一歩だと思います。

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